aburi6800のブログ

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【Obsidian】Obsidianのモバイルアプリを試してみた

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Obsidianは動作が軽く使いやすい、マークダウン形式で記述するメモアプリだが、これまでモバイルデバイス向けのアプリケーションが存在しなかった。
そのため、個人的にはAndroidのGitJournalというアプリを使用してきたが、見た目や操作感が違うためあまり快適とは言えず、またまともに使うためには課金が必要(しかもサブスクのため払い続けなければならない)であるため、活用できていなかった。
しかし、ようやくObsidianのモバイルアプリが2021/7/12にリリースされた。
早速試してみたので、所感などを記しておく。

この記事は導入した時点でのものになります。
今後本格的に使用し、細かいことが判明次第、加筆修正していきます。

ファーストインプレッション

軽く触ってみた感想。あくまで個人的な感想です。

  • 動作も軽く、デスクトップ版の雰囲気そのままで使える。
  • ただし、操作が若干複雑。これは設定で何とかなるのか。
  • テンプレートの場所、日付書式、プラグインといった設定については、デスクトップアプリの設定を参考に設定しなおさなければならない。
  • 多言語対応がまだされていない。ただ、デスクトップアプリを使用していればそれほど困らず、そのうちサポートもされることだろう。
  • PCでObsidianを使っている人なら、データ同期の問題を何とかさせてでも使った方がいい。

データの同期について

「なんとかしてデータ同期させて」と書いたのは、Obsidianがローカルにデータを保持するアプリケーションであり、単体ではクラウドストレージに対応していない為である。
ここでは、現状選択肢として選択可能なクラウドストレージサービスと、簡単な概略を記載する。

Obsidianのモバイルアプリのみを使う人はこの限りではありません。 たとえばタブレット端末でしか使わない、というのもアリで、その場合は単純にValutを作成するだけになります。

obsidian sync

obsidianオフィシャルの同期サービス。
プラグインでサポートされているため、OSやデバイスを意識せずに使える。
また、Obsidian publishというWeb公開サービスも使用できる。
有料となっているが、ヘビーに使いたい場合は選択肢に入れても良いかもしれない。

git(github)

デスクトップ版では「Obsidian git」というサードパーティープラグインがあり、githubを介して複数PC間のデータ同期ができていた。
しかし、スマートフォン(自分の場合はAndroid)ではこのプラグインがサポートされていない。
また、gitクライアントアプリもあるが、手動でpush/popする必要があり、操作性に欠ける。
そのため、今回はgitの使用を見送ることとした。

手動でgitリポジトリからpopする運用で良ければ、この手段でも問題ないです。

google drive

PC(Windows)では、googleドライブアプリを入れることで、クラウドであることを意識せずに使える。
Androidでは、google製の「ドライブ」はクラウドストレージの中を見るだけでローカルとの同期は取れず、個別にファイルをダウンロードするしかない。
この目的を達成するものとしては「FolderSync」や「Autosync」というアプリがある。
なお、ubuntu(Linux)での使用については、google製のアプリがリリースされていないため環境駆逐の問題が残るのと、googleはサービス自体に突然大きな仕様変更を行う不安定さがあるのが難点。

Linuxでのgoogleドライブのマウントは、google-drive-ocamlfuseというアプリケーションでマウント可能になる模様。
これについては別記事にしようと思います。

OneDrive

PC(Windows)の操作感はgoogle Driveと同様、クラウドであることを意識せずに使える。
Androidは「FolderSync」というアプリでクラウド上(OneDrive)のファイルと端末のディレクトリ(任意指定可能)の同期をとることができるらしい。

らしい、というのは私がこのアプリ(FolderSync)を使用していないから。レビューを見ると不安定なようだったので、見送りました。

また、Microsoftのサービスであるためgoogleほどの不安は無いが、ubuntu(Linux)ではまだMicrosoft製のアプリがリリースされていないため、google driveと同様に環境構築の問題がある。

Dropbox

過去はクラウドストレージの筆頭となるサービスだったが、無料での利用台数が3台まで、他のストレージに比べて容量が少ないといった使い勝手の悪さと、有料の価格設定の高さから、ヘビーユーザーにはお勧めできない。
しかし、公式にubuntu(Linux)への対応を行っていること、モバイル端末でのアプリも様々なものがあるため、利用台数が少ない場合(PC1台、モバイル端末1台など)は、Dropboxを選択するのはアリだと思う。

その他

その他のサービスも同様で、使用しているOSとモバイルデバイスでのサポート状況を確認し、問題なければ使用できる。
問題がある、ないの判断は「ローカルとクラウドでデータが自動的に同期できるか」で良いと思う。

FAQ

Valut(書庫)を開こうとするとエラーが発生して開けない

SDカードのディレクトリをValutに指定したのが原因。
本体ストレージにディレクトリを用意すること。

バージョン 1.0.3時点。
恐らくSDカードへのアクセス権限付与漏れで、将来的に解消されると思われる。

エディタの文字サイズが大きい

プレビューは普通なのに、エディタに入ると文字が大きくなる。
これは設定メニュー(歯車のアイコン)から「Appearance」に入り「Font size」で指定できる。
指定後は、一度アプリを終了させること。