aburi6800のブログ

コンピュータのプログラミング、ゲームに関するニッチな情報を書いていくブログです。

【MSX】Windows用MSXスプライトエディタ

 こんばんわ。

 

 MSXのスプライトデータを作るWindowsアプリケーションを探していたのですが、良いものを見つけたので紹介します。

 ゲームを作るなら、やっぱり絵を出して動かすところから始めたいですもんね!

  

sites.google.com

 

 GPLV3ライセンスによるフリーソフトウェアです。

 TMS9918(MSX1)、V9938(MSX2以降)に対応し、8×8または16×16のパターンを作ることができます。

 インストール方法は、ダウンロードしたzipファイルを適当な場所に展開するだけです。

 日本語化はされていませんが、シンプルなツールなので直観でわかると思います。

 

 起動すると新規にプロジェクト作るか、保存したプロジェクトをロードするかを選びます。

(※Windows10 などで .net Frameworkのランタイムが入っていない場合は起動時にインストールを促すダイアログが表示されますが、そのままインストールしてOKです)

 

 新規にプロジェクトを作るときは、プロジェクト名を入れて、スプライトサイズを選択し、単色(MSX1)または複数色(MSX2以降)を選択します。

 

 あとはがしがしスプライトを書いていきます。

 ツール自体はシンプルでわかりやすい操作系ですので、すぐに慣れると思います。

 

 データができたら、ソースを取得しましょう。

 右上のパレットアイコンの右にある「Generate data」ボタンをクリックすると、ダイアログが表示されます。

 BASIC(DATA文)、C言語アセンブラ(標準)、アセンブラ(SDCC)の4種の形式で出力できます。充実してますね!

 対象のスプライト番号を指定して、緑の「Get Data!」ボタンを押すと、ソースが生成されますので、これを自作のプログラムに取り込めばOKです。

 

 以上、簡単な紹介でしたが、これでMSXクロス開発の効率も上がりますね!

 作成者の303bcn氏に感謝します。